キャリアコンサルタント(国家資格)人数推移

2016年から国家資格となり、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことができる独占名称を認められた資格であるキャリアコンサルタントの資格保有者人数推移とどのような相談が多いのか?をご紹介します。

キャリアコンサルタントとは?

キャリアコンサルタント(国家資格)人数推移

2021年9月時点で約6万人。2017年3月から2021年9月の4年間で約3.5万人増加。4年間平均で1年間9,000人増加しています。試験は年間3回実施されており、3月、7月、11月。開催地は札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄。学科試験+実技(論述)試験+実技(面接)試験となっています。

出典
キャリアコンサルタント登録制度の実施状況」厚生労働省
キャリアコンサルタント登録者数」特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会

キャリアコンサルタントの主な活動の場

企業内割合が増加しており、公的就職支援機関が減少している。「事業主が労働者の取組を促進するために、講ずる措置として、キャリアコンサルティングの機会を確保し、その他の援助を行うこと」と2016年に職業能力開発促進法の一部改正が行われため、今後も企業内キャリアコンサルタントの増加が見込まれる。

出典:キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査

キャリアコンサルタントへの主な相談内容

一番多かったのが42%で「就職・転職活動の進め方」2番目が35.9%「履歴書やエントリーシートの書き方・添削等」3番目が34.9%「今後の生活設計、能力開発計画、キャリア・プラン等」となっている。

出典:キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査